ナスダック指数の上昇とFacebookの対応策、プラグ・パワーも堅調

ナスダック総合指数は6日にもその勢いを増していました。

史上最高値を更新

最初こそニュートラルな状態で推移しましたが、テック系の指数は一日中上昇。

終盤には、総合指数とナスダック100指数の両方が1%以上上昇しました。

フェイスブック(NASDAQ:FB)はナスダックで取引されている株式銘柄の中で、最も価値がある、と言えます。

Facebookの大幅な上昇は、市場全体の方向性を決定づけました。

小型株の中では、プラグ・パワー(NASDAQ:PLUG)がその潜在能力をフル活用しようと何年もかけて努力しているところです。

Facebookの対応策

Facebook

引用:https://about.fb.com/ja/

Facebookの株式は6日には7%近く上昇。

ソーシャルメディアの巨人である同社は、いろんな面で非難を浴びてきましたが、それらの批判に対応するために対策を講じています。

戦略的には、Facebookは中国企業のByteDanceとビデオアプリTikTokがもたらす脅威を認識しており、Instagramプラットフォームの新機能で対応しています。

新たに打ち出された新機能「Reels(リール)」は、約10億人のユーザーからなるInstagramの利用者に短い動画を提示し、TikTokで人気の要素をすべてを提供できる、とされています。

Facebookは、ReelsにTikTokを上回る競争力を与えるために、他の機能を統合することも画策しているのです。

Facebookはまた、コンテンツの適切な分類の面でも物議を醸す行動をとっています。

子供は新型コロナウイルスへの免疫を持っているように示唆した、トランプ大統領のインタビュー動画を削除。

Facebookや他のソーシャルメディア企業はプラットフォーム上の投稿から、虚偽の情報や誤解を招くような情報を掲載しないよう、監督することを求められています。

こういった動きは世間においてのSNSへの懸念に応えるものだと考えられます。

燃料電池メーカー プラグ・パワー

その他、プラグ・パワー社の株式が15%と急騰しました。

燃料電池のスペシャリストであるプラグ・パワー社は第2四半期の業績を発表し、投資家は同社の将来の可能性についての理念を支持した格好です。

実際、プラグ・パワーの数字は堅調でした。

燃料電池システムと関連インフラの売上高が23%増加したことで、全体の売上高は18%増加。

同社はまだ損失を出しているものの、損失の規模は前年同期比で半分以上縮小しています。

さらに、多くの投資家の予想を裏切り、プラグ・パワー社はパンデミックの真っ只中にあっても業績を上げているのです。

プラグ・パワー社の戦略は、水素の業界リーダーになることにあり、水素はクリーンな燃料として多くの用途が期待されているんです。

特に、いくつかの電気自動車メーカーは、エンジンの動力源として水素を利用した燃料電池技術に注目しています。

最近の電気自動車業界の注目度を考えれば、プラグ・パワー社にとっては、この市場に参入することは、実に賢明な判断であると言えます。

投資家はこれまでのプラグ・パワーの歴史が、期待したほどの成果を上げられなかったことをよく知っているんです。

とはいえプラグ・パワー社は、エンジン技術と再生可能エネルギーの分野で長期的な方向性を確立し、エネルギー問題への解決策を見つけることができるはず、と期待されています。

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