プラグ・パワー社の株価が下落した理由はニコラ社の提携か

水曜日に約3%の値下がりをした水素燃料電池銘柄プラグ・パワー(NASDAQ:PLUG)の株は、木曜日に下落を再開し、8.1%の値下がりで取引セッションを終えた。

水素燃料

ご存知のように、水曜日に燃料電池トラック会社のNikola (NASDAQ:NKLA)はCNH Industrial (NYSE:CNHI)と提携し、ドイツ全土に水素燃料供給インフラを構築することを発表した。

一見すると、プラグ・パワーにとっては良いニュースのように聞こえる。

プラグ社は、水素製造事業を行っており、燃料電池の製造も行っている。

ニコラが中間に入って両者を結びつけることは、プラグ社のビジネスに役立つ可能性があると思われる。しかし、問題はここからだ。

プラグ・パワー社は、必ずしもニコラの協力を望んでいないかもしれない。

それどころか、同社は今月初め、米国エネルギー省から5億2,000万ドルの融資を受けることを発表したプレスリリースの中で、「自社の電解槽、液化、流通技術を活用して、ゼロカーボン水素製造施設のネットワークを全米に展開する」ことを究極の目標としている。

さらに、プラグ・パワー社は昨年のプレゼンテーションで、長期的な目標を「垂直統合戦略」と表現しています。

これは、理想的には水素経済のサプライチェーンのすべての部分を自社で所有するか、独自のパートナーシップを構築したいということを意味しています。

そして今、Nikolaはこの動きに割って入ろうとしており、同社の投資家はこのニュースに少しも満足していない。

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