とりとめのない話ですが、もし1月1日にアマゾン(NASDAQ:AMZN)を購入していた場合、今日は78%の上昇率となります。
画像引用:Google
10,000ドルの投資で7,800ドルの利益になるという、とんでもない急騰です。
ただ、株式市場全体が3月に暴落していたときにAmazonに投資していたら、さらに多くの利益を得ていたでしょうね。
Amazonの株は、新型コロナウイルスの危機の初期段階では比較的よく持ちこたえたといえます。
投資家は、多くの小売店が閉店を余儀なくされたため、eコマース企業が利益を得ることを理解していました。
それでも、3月16日までに、アマゾンの株価は、市場が売りに転じたことで、年初から約9%も下落したのです。
もしこの機会を利用してアマゾンの株を安く買っていたとしたら、今日は95%も上昇していたことになります。
資金はほぼ2倍になり、1万ドルの投資は今では1万9500ドルの価値があることになります。
ここでの注意点は、市場のタイミングを完璧に計って、お気に入りの会社の株を底値で手に入れようとすることではないということです。
それは、たとえ最高の投資家であっても、ほぼ不可能な努力です。
それよりも重要な教訓は、利益を増幅させるために市場全体の下落を利用することです。
株式市場の下落は、多くの場合、発行済みの企業の株式をお買い得に購入する機会を与えてくれます。
これらの市場の暴落の間に投資するために、余裕のある現金を脇に置いておくことができれば、時間の経過とともにリターンを大幅に高めることができるといえます。