ギンコ・バイオワークス（Ginkgo Bioworks）は、13年の歴史の中で多くのマイルストーンを刻んできました。
マサチューセッツ工科大学（MIT）でバイオエンジニアリングとコンピュータサイエンスを専攻する4人の博士課程の学生（Austin Che、Reshma Shetty、Jason Kelly、Barry Canton）が、教授のトム・ナイトとともに設立しました。
彼らが手掛ける合成生物学ビジネスは、フォーチュン500社に名を連ねる大手企業と提携し、香水から肥料まであらゆるものを製造するために使用する生物のカスタム株を開発してきました。
また、ロシュ社と共同で、土壌中の天然抗生物質の探索も行っています。
また、新興企業と協力して、病気を治療するためのプロバイオティクスやプラスチック汚染を除去するためのプロバイオティクスを開発しました。
また、偽物の肉を本物の味にするために、実験室で育てたタンパク質を設計しました。
2014年、ギンコ・バイオワークスは、エリートスタートアップアクセラレーターであるY Combinatorに受け入れられた最初のバイオテック企業となりました。
感染拡大の期間中、ギンコ・バイオワークスはモデルナ社のワクチンのリリースを早めるために、重要なワクチンコンポーネントの製造を最適化し、スケールアップする手助けをしました。