Zoomの株価上昇と第1四半期の業績、同社が抱えるリスクについて

ズーム・ビデオコミュニケーションズ (NASDAQ:ZM) の株価は、金曜日に急上昇した。株価はおおむね5%以上も上昇しています。

株価の上昇とその理由

ズーム 株価

Zoomの株価が上昇したのは、アナリストが強気のコメントを出したことと、多くのハイテク株が市場で好調だったことが理由と思われる。

RBCキャピタルのアナリストは、ズームを金曜日の最重要銘柄に選び、12ヶ月間の目標株価を450ドルに設定しました。

同アナリストは、同社が差別化された技術により、パンデミック後の世界でもビジネスに不可欠な存在であり続けると考えている。

また、アナリストは、同社の強固な財務体質についても楽観視しています。

金曜日のハイテク株(特にズームのような成長ハイテク株)の強気の動きも、この株を後押ししたのかもしれない。

Zoomが抱えるリスク

ズーム社の主なリスクは、従業員10人未満の顧客グループの解約率が予想以上に増加することが挙げられます。

さらに、ズームフォンの将来的な成長が市場の期待を下回ること、金利上昇の予想による成長株およびテクノロジー株全般の評価低下も気になるところでしょう。

成長株よりもバリュー株を好む投資家の動きも不安要素です。

業績

オンライン会議

Zoomは4月30日に終了した3ヶ月間の会計年度第1四半期の業績を発表し、アナリストの予想を打ち破りました。

第1四半期の売上高は、前年同期比191%増の9億5,600万ドルとなりました。

純利益は2億2700万ドル。

通期の売上高を40億ドル近くと予想していることから、ズームの経営陣は、景気回復に伴う同社の将来性に自信を持っていることは間違いありません。

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