プラグ・パワー社の株価下落 ルノーが改称した「アルピーヌF1レーシングチーム」と提携

プラグ・パワー社は、ルノーが改称した「アルピーヌF1レーシングチーム」と提携し、F1イベントで同チームのA521マシンとチームのレースウェアにプラグ社のロゴを掲載すると発表したことから、午後の取引時間後半(日本時間午後3時10分頃)、燃料電池企業の株価は3.6%下落しています。

なぜ株価が下落したか?

プラグパワー

今回の発表にあたり、プラグ社のCEOであるアンディ・マーシュ氏は、「水素燃料電池を搭載したハイブリッド電気自動車には、モータースポーツ、オンロード車、そしてそれ以外の分野でもチャンスがある」との考えを示しました。

そうは言っても、1月にプラグがルノーと締結した折半出資の合弁会社では、ヨーロッパの商用バン市場をターゲットにしている。

超高速レーシングカーにプラグのロゴを載せることが、商用バンへの水素燃料電池の搭載を促進する最善の方法…とは投資家には思われなかったということでしょう。

密接な関係があるかどうかは別として、投資家がこの動き自体を歓迎していないのは明らかだ。

ただし、バンとレースカーの間に断絶があるからといって、それ自体がプラグ・パワー社の株を売る理由になるとは思えない。

結局のところ、プラグ・パワーはこのスポンサーシップに多額の資金を費やしていないのではないだろうか。

プラグが支出しているものは、おそらくルノーとの合弁会社への投資の一部として計上されるだろう。

要するに、今回のニュースはプラグ・パワーの株価にとって悪い出来事というよりは、何でもないことなのだ。

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