先に結論を書くと、抜群のリターン率、手軽に投資できる、リスクを分散できる、の3点。S&P500インデックスファンドは、幅広い市場に連動しています。過度なリスクを負わずに、長期にわたって安定的に資産を増やしたい投資家にとって、とても有難い存在ですよね。
リスクを抑えて堅実に資産を増やすには
投資することは時間をかけてより大きなお金に成長させる素晴らしい方法ですが「どんな時でもお金が増える」と保証されているわけではありません。
もし、すべての銘柄が下落するようなポートフォリオを組んだら、利益を得るどころか、大損しますよね。
購入する前に企業を十分に調査すれば、損失を被る可能性は低くなるかもしれませんが、それでもリスクはあります。
だからこそ、信頼できる投資先に資金を投じることが大切です。
リスクのない投資はありませんが、S&P500インデックスファンドを購入することで、ある程度の安心が得られるでしょう。
私はLINE証券でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入していますが、順調に資産が増えています。
以下におすすめな理由をまとめていきます。
1.抜群のリターン率
インデックスファンドとは、ベンチマークに連動したパフォーマンスを目標にしたパッシブ運用のファンドです。
S&P500インデックスファンドは、主要な上場企業500社で構成されるS&P500指数そのものと同等のパフォーマンスを達成することを目標としています。
S&P500インデックス・ファンドは、損をする可能性もありますが、長期的に見れば得をする可能性の方が高いんです。
それは、S&P500自体が強いリターンを提供してきた確固たる歴史があるからです。
もちろん、S&P500が毎年好成績を収めているということではありません。しかし、過去65年間の年平均リターンは約10.5%なんです。
S&P500インデックスファンドが優れた投資対象である理由はまだあります。
2. 手軽に投資できる
個別銘柄を購入する場合、様々な要素を見る必要があります。
キャッシュフロー、負債、経営、脅威、機会などなど、キリがありません。
S&P500インデックス・ファンドは、特定の1社に多額の資金を投入するわけではないので、そのような時間的コストを必要としません。
むしろ、長期的に良い業績を上げると期待される銘柄のセット商品を買っているようなモンなのです。
つまり、S&P500の銘柄が個々にどのように動くかを気にするなということではなく、特に時価総額の大きな銘柄を気にするべき、ということです。
しかし、S&P500のインデックス・ファンドを保有していて、ある1銘柄が悪い日でも、500銘柄のうちの1銘柄であることを考えれば、それほど大きな影響を与えるものではないのです。
投資家としてのプレッシャーを軽減するうえで、これほど優れた商品はないでしょう。
3.リスクを分散できる
卵をひとうのカゴに盛らない、というのは基本中の基本ですよね。
多様なポートフォリオを維持することは重要です。
それは損失から身を守るだけでなく、長年にわたってより多くの資産を蓄積することにつながる可能性があります。
S&P500インデックス・ファンドの素晴らしいところは、1回の投資で500もの異なる銘柄を所有できるため、非常に多様性に富んでいることです。
例えば、S&P500のインデックスファンドを保有する代わりに、テック株を大量に保有することにしたとしましょう。
このセクターが暴落すれば、あなたのポートフォリオの価値は急落するかもしれません。
しかし、S&P500には確かにハイテク株が含まれていますが、それ以外にも様々な業界の銘柄で構成されています。
リスクを自然に分散できるかがポイントです。
退屈かもしれないが堅実ではある
はっきり言って、市場を読むは必ずしも簡単なことではなく、多くの労力を必要とします。
個人的なポートフォリオが市場のパフォーマンスと同じであれば、S&P500インデックス・ファンドに投資することは、長年にわたって非常に有効な方法と言えるでしょう。
私がLINE証券で購入しているのはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ですでに含み益が13%ほど出ていますが、まだまだ持ち続けるつもりです。