エクイニクス、新しいデータセンターにブルーム・エナジーの燃料電池を主電源に採用

エクイニクスが1億4,200万ドルを投じて今月シリコンバレーにデータセンターを開設しました。ブルーム・エナジー社の燃料電池が、主電源として採用されています。

高まる燃料電池への期待

サーバー

エクイニクスは、シリコンバレーのキャンパスに新しいデータセンターを6月30日に開設します。

SV11の第1フェーズでは、1,450台のキャビネットを収納できる61,000平方フィート(5,667平方メートル)のコロケーションスペースを提供。

フルビルド時には2,950台のキャビネットを収容することができます。

また、既存のブルームエナジー社製燃料電池の導入を拡大し、キャンパス全体で20MWの容量を確保する予定です。

ブルーム・エナジー 株価

天然ガスを燃料とするこの燃料電池は、一次発電に使用され、商用電力網や発電機はバックアップ電源として使用されますが、これはエクイニクスにとって初めての試みです。

1億4,200万ドルを投じたSV11データセンターの設計電力使用効率は1.17です。

SV1、SV5、SV10に隣接しており、サンノゼの他の施設とのクロスコネクティビティを備えています。シリコンバレー全体で14のデータセンターを運営しています。

シニア・リサーチ・アナリストであるステファン・ウィリアムズ氏は、「北カリフォルニアのマルチテナント型データセンター業界は、過去数年間にわたって安定した需要が続いており、この成長は近い将来も続くでしょう。クラウドやソフトウェア、ゲームなど、あらゆる種類のIT企業が、接続性や、クラウド、パートナー、ユーザーに近接していることを求めています。エクイニクスは、シリコンバレーでのプレゼンスを拡大することで、デジタルインフラに対するこうした顧客の潜在的な要求に応えるとともに、社内のサステナビリティ目標に沿った施設の設計・運営に注力しています」と話しました。

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