ベロダイン・ライダーの株価 年初来で40%以上下落 買いのチャンスか

ベロダイン・ライダー (NASDAQ: VLDR) は、主に自動運転車や自律走行車に使用されるライダセンサを製造している企業です。

ベロダイン・ライダーの株価

ドローン

は第4四半期の業績がまちまちだったことに加え、コーポレートガバナンス関連の問題もあって、年初来で40%以上下落しています。

しかし、ここ数週間で株式に関連するいくつかの前向きな動きがありました。

今月初め、ベロダインは、ロシアのAGMシステムズ社と複数年契約を締結しました。

AGMシステムズ社は、モバイルおよび航空アプリケーション用のレーザー機器の開発および統合を行っている企業です。

ベロダインのUltra Puckライダセンサは、新しいAGM-MS3無人航空機に使用されます。

また、ベロダインは、自律型セキュリティロボット企業であるKnightscope社の将来の第5世代ロボットに、同社との複数年にわたる関係を拡大して、360度のPuckライダセンサを供給する予定です。

自動車市場以外でのこれらの勝利は心強いものですが、ベロダインの長期的な数量成長の多くは、やはり自動車市場からもたらされるでしょう。

ちなみに、ベロダインは、2020年までのライダの累積出荷台数が約5万1,000台であるのに対し、2025年までに900万台のライダを出荷することを目標としています。

今後は、運転支援システムや自律走行システムに利用できる低価格のH800Velarray Solid-State Lidar(価格は500ドル前後になる見込み)などの製品が、ベロダインの長期的な展望の鍵になると考えています。

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