代替エネルギーおよび未来型自動車技術企業である Plug Power (NASDAQ:PLUG)、Bloom Energy (NYSE:BE)、Velodyne Lidar (NASDAQ:VLDR) の株主にとって、今日は良いニュースがありました。これらの企業はすべて、TheFly.com に掲載された電気自動車業界の最近の動向をまとめた記事に良い反応を示しているようです。
上昇する3社の株価
日本時間午後1時50分現在、プラグは3.6％、ブルームは6.4％、ベロダインは6.6％の上昇となっている。
今朝のTheFlyでは、「Charged」と題した幅広いレポートの中で、電気自動車に関する一連の動きをまとめています。
その中で、ホワイトハウスが木曜日に発表した150億ドル規模のプロジェクトの概要が紹介されています。
「電気自動車と充電ステーションを加速して普及させ、賃金の高い組合員の雇用を創出し、クリーンな輸送の未来を実現する」というものです。
もちろん、このプロジェクトは、ChargePoint（NYSE:CHPT）のような自動車充電ネットワークに関連するもので、当然のことながら、この発表に積極的に反応し、先週は9.5％上昇しました。
TheFlyによると、大統領の発表に合わせて、例えばBank of Americaは先週、Velodyneのようなライダ企業のカバレッジを開始し、自動車会社が電気自動車と自律走行の両方を実現する傾向が強まる中、Velodyneのような企業は「独自のレバレッジ」がかかっていると述べているといいます。
同様に、TheFlyは、ウェルズ・ファーゴ社がプラグ・パワー社とブルーム・エナジー社を好意的に取り上げていることを紹介しています。
ウェルズ・ファーゴ社は、燃料電池事業を拡大して垂直統合し、燃料電池に使用する水素ガスも製造しようとする両社の動きに感銘を受けたと述べています。
また、Evercore ISIのレポートでは、過去3ヶ月間で約66％下落したプラグパワーの株価に「大きな価値」があるとし、プラグパワーのカバレッジを開始したことを紹介しています。
確かに、今朝のTheFlyのレポートは、数日前にすでにニュースになっていた項目を再確認するという後ろ向きなものでした。
しかし、複数のポジティブなニュースを1つのスペースにまとめたことで、バッテリー式、ガス式ハイブリッド、燃料電池式など、あらゆる種類の電気自動車への流れが加速している、あるいは必然的に近づいているという感覚を投資家に与えている可能性もあります。
とはいえ、これらの企業が利益を得られることが証明されるまでは安心できません。
とにかく話題にあがる3社ですが、いずれも現在は利益を出していないことに違いはありませんからね。
自動車購入者や消費者、あるいは地球全体にとっての良いニュースが、必ずしも投資家にとっての良いニュースではないことを念頭に置く必要があるでしょう。
これらの企業は、顧客の資金を投資するに値するかどうかを判断するために、ある程度の収益を上げられることを証明する必要があります。